高度活性化NK細胞療法の治療事例

症例14:大腸癌(大腸がん)⇒肺転移・腹膜播種

肺転移と腹膜播種を伴う大腸癌
高度活性化NK細胞療法と低用量の抗がん剤と放射線治療の併用にて、転移巣が消失!

82歳男性

大腸癌と転移性肺癌に対する手術後、上腸間膜動脈周囲の腹膜播種・臍部腹壁再発で2017年に来院された患者様です。主治医からは高齢の為、これ以上の治療は無いと緩和を勧められ、ご来院されました。

腹腔内にばらまかれるタイプの大腸癌の場合、抗がん剤は限定的な延命効果しか期待できず、高齢であれば副作用のリスクを考えて、治療をしないという選択肢もあるとは思いますが、私達は、ステージ4という公式が適応できない問題を解くに当たって、まずは出来るところから始め、持続可能な治療へと進めていくことが肝要であると考えております。

TS-1という経口の抗がん剤を低用量で処方して、高度活性化NK細胞療法と合わせ、かつ、上腸間膜動脈周囲の塊に対してトモセラピー照射をやっていただくことといたしました。大きなところは放射線で焼き、腹腔内の細かい転移結節に対しては高度活性化NK細胞療法と低用量の抗がん剤という戦略です。

その結果、来院から2ヶ月後には腫瘍マーカーが正常化し、3ヶ月後にはCTでも腫瘍が確認出来なくなりました。高度活性化NK細胞療法は半年で終了し、その後も当院で検査フォローしておりますが、2年半を経た現在(2020年)でも定期的なCTやPET-CT検査で異常がなく、お元気にお過ごしいただいております。決して諦めてはいけない、それが当クリニックの方針です。

※当クリニックにおける高度活性化NK細胞療法の治療例です

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